抗火石の鉢 工房はやちね

【トップページ】 このサイトでは山野草、高山植物の栽培に最適な抗火石の鉢を紹介、販売しています

■抗火石の鉢
 稜線をわたる風の涼しさ・・
 湧き上がる霧の香り・・
 深山の渓流のせせらぎが聴こえてくるような・・・

 そんな抗火石の鉢で、山野草を育ててみませんか?

植え付け例

 ■植え付け例
 左から 「ハヤチネウスユキソウ」 、 「ダイモンジソウ」 、 「サギソウ」 


 私が抗火石の鉢を最初に使ったのは、その質感や色合いが高山のお花畑の風景を思い起こす素材だったからです。  渋めの焼き物の鉢に植えられた山野草は、落ち着きがあってそれはいいものです。
 しかし、自生地の風景をそのまま切り取ってきて窓辺に置いたら、どんなに素敵でしょう! そんな想いから抗火石の鉢に山野草を植えてみました。
 抗火石の良さは見た目だけではありませんでした。 今までうまく育てることができなかった高山植物が、次々に可憐な花を開き始めました!! その理由は実験室のページで紹介しています。
 抗火石の鉢の性質は、高山植物だけではなく「サギソウ」などの湿地性植物や「ダイモンジソウ」など、湿度の高い環境の岩などに着生する植物にもお勧めです。
 

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■抗火石とは
 抗火石(コウカセキ)は軽石の一種で、日本では伊豆七島の新島でのみ産出します。
  軽石といっても水に浮くものそうでないものいろいろとございますが、当ホームページで紹介している抗火石は空気の含有率が高く水に浮き、断熱性、通気性、透湿性、に優れています。
 中でも注目したいのは、透湿性とその気化熱による冷却効果。 高山植物の栽培手引書では「水はけの良い用土で栽培する」と書かれていますが、「抗火石」の鉢全体から水分が蒸発する性質は、その「気化熱」そして水はけの良い用土とあいまって最良の結果が出ます。
(空気の含有率が高い抗火石は比較的地表に近いところで産出するため、次第にその埋蔵量は減少しており希少価値が高くなっております)