抗火石の鉢 工房はやちね

【展示室】 このページでは杭火石の様々な作例を公開しています

[ハヤチネウスユキソウ]

ハヤチネウスユキソウ

[チングルマ]                         [A.シルベストリス]

チングルマ・シルベストリス

[シコタンソウ]

シコタンソウ

[アポイギキョウ]                       [ハヤチネオダマキ]

アポイギキョウ・ハヤチネオダマキ

[ダイモンジソウ]

ダイモンジソウ

ダイモンジソウ


[オガワギキョウ]

オガワギキョウ

[エノモトチドリ]

エノモトチドリ

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■ハヤチネウスユキソウ
ウスユキソウの仲間は、一部の小型種を除いて比較的育てやすい高山植物です。
根の発育がいいので、毎年必ず植え替えます。自然の岩場のような形状の杭火石鉢にジオラマのように植え込みたいものです。
よく日のあたる風通しのよい棚の上に置きますが、雨には当てない方が花が長持ちします。




■チングルマ
高山帯の雪田など、湿り気のある砂礫地等に生える落葉低木で、極端な乾燥に注意。
春・秋は一日一回、夏は朝夕の二回たっぷりと灌水します。抗火石の鉢は、通気、断熱、吸水、透湿性に優れているため、夏場は腰水で育てると管理が楽です。
■アネモネ・シルベストリス
ヨーロッパ原産でイチリンソウの近縁種 (キンポウゲ科)
純白でうつむき加減に咲くこの花は、ほのかな香りを持ちます。 過湿に弱く灌水は控えめに。 通気、透湿性に優れた抗火石の鉢では、それほど神経質にならずとも容易に栽培できます。

■シコタンソウ(色丹草)
本州北部の高山帯、北海道、サハリン、千島に分布する、ユキノシタ科の多年草。 10pほどの花茎の先にいくつもの小さな花が可憐です。

自生環境は岩場や砂礫地で夏場のムレに弱いため、雨よけをして風通しと日当たりの良い場所で管理します。






■アポイギキョウ
北海道アポイ岳に自生する桔梗の矮小種。


■ハヤチネオダマキ
ミヤマオダマキの岩手県早池峰山固有種。






■ダイモンジソウ
鮮やかな園芸種が一般的ですが、地味な野生種を石鉢に付けると、とても趣があります。
我が家では、自宅の裏庭に雑草のように自生しています。

下左の写真のように、コケの活着がよいのも杭火石の特徴です。























■オガワギキョウ
一方こちらは、イシダテホタルブクロとチシマギキョウを交配して作出された自然界には存在しない品種。
大きな花と花付の良さ、そして丈夫で育てやすいのが特徴です。







■エノモトチドリ
こちらもイワチドとコアニチドリの交配種。
写真右が購入時でビニールポット植えのため、焼き物の鉢をカバーにして鑑賞しました。
地上部が枯れたころ杭火石鉢に植え替え、2年経過したものが左の写真です。球根が分球して増えます。
原種は湿った岩場に自生するので、杭火石が良く似合う植物のひとつです。硬質鹿沼土にミズゴケを刻んだものを混合し用土として使用しています。
根元はグランドカバーと乾燥防止のため、生きているミズゴケで覆っています。